データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

プレスリリース配信元:インタセクト・コミュニケーションズ株式会社

2024年、中国の観光市場は完全に回復?1億3,000万人の観光客が海外旅行へ 日本人気も健在



「海外旅行」の人気ランキング1位はタイ、2位は日本 ― アジア各国への観光が人気
Z世代がけん引 ― 2000年代、1990年代生まれの若者がトレンドを主導
2024年には1億3,000万人の中国人観光客が海外旅行へ中国・台湾などの海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:譚 玉峰、以下 インタセクト)は、このたび、中国最大の旅行情報メディア「馬蜂窩(マーフォンウォー)」※1が実施した、アフターコロナ初となる2024年の春節における海外旅行の需要傾向、ユーザープロファイルなどの大規模なデータ分析をもとに、中国から日本へのインバウンドを含む旅行市場の回復状況や旅行者の行動嗜好など、将来における中国観光市場の需要について考察と予測を行いました。※1 インタセクトは2019年より「馬蜂窩(マーフォンウォー)」の公式日本総代理店業務を手掛けております。
https://www.intasect.com/mafengwo/1. ビッグデータ分析


「海外旅行」の人気ランキング1位はタイ、日本は2位に

出典/海外旅行情報メディア「馬蜂窩」調べ馬蜂窩のビッグデータによると、2024年の春節休暇で最も多くの中国人に人気のあった海外旅行先はタイでした。首都バンコクの寺院や特色豊かなナイトライフ、北部の内陸地域では豊かな森林と壮大な自然、南部の島々では映画の舞台にもなっている美しいビーチやナイトマーケットなど、さまざまな顔を持つ国であり、中国人旅行者にとって魅力的な旅行先だったようです。また、タイ以外で人気が高い国は、順に、日本、シンガポール、マレーシア、ベトナム、韓国、インドネシア、オーストラリア、アラブ首長国連邦、イタリアが挙げられていました。総合的にみると、アジア各国の人気が高く、中でもシンガポールの人気が急上昇しています。シンガポールで検索されたワードには、「親子旅行」、「動物園」、「観覧車」、「シュノーケリング」などがありました。治安が良く、小さな子供連れでも楽しむことができる国として注目が集まっています。「長距離旅行」で人気の都市はシドニー、メルボルン、ロンドン
一方で、アジアなどの近隣諸国ではない、長距離の海外旅行先として人気のある都市は、オーストラリアの主要都市、シドニー(1位)、メルボルン(2位)が上位を占めました。ヨーロッパでは、ロンドン(3位)、パリ(4位)、バルセロナ(5位)、ローマ(6位)。続いて、アメリカのロサンゼルス(7位)、ニューヨーク(9位)や、ロシアのモスクワ(8位)、ウラジオストク(10位)が挙げられました。シドニーで検索された観光ワードには、「ホエールウォッチング」、「スキューバダイビング」、「遊覧船」と、南半球屈指の都市でありながら広大な大自然を併せ持つシドニーならではのアクティビティが多く、人気の観光スポットには、シドニー・オペラハウス、タロンガ動物園、ボンダイビーチ、ダーリングハーバー、シドニー・フィッシュ・マーケットなどがありました。2. ペルソナ分析

海外旅行のトレンド主導は、女性とZ世代を中心とする若い世代
データによると、今年の春節の旅行者のうち女性が60%を占めていました。また、春節で旅行に出かけた人のうち、2000年代生まれ、1990年代生まれ、1980年代生まれの若い世代が全体の93%を占め、その中でも「Z世代」と言われる2000年代生まれ、1990年代生まれの人々が50%を占めました。都市から見ると、一線都市※2は35%を占め、新一線都市※2も32%と貢献しています。さらに海外旅行商品利用客の都市別の上位には、一線都市の北京、上海、広州、深セン、新一線都市の成都がランクインしています。※2 中国で総合的に重要な役割を担っている街は「一線都市」とされ、北京市、上海市、広州市、深セン市の4都市があります。「新一線都市」は、以下の15都市あります。成都市、重慶市、杭州市、武漢市、蘇州市、西安市、南京市、長沙市、天津市、鄭州市、東莞市、青島市、昆明市、寧波市、合肥市(中国の経済情報メディアの第一財経と、その傘下の新一線都市研究所発表)「親子、家族」が春節の主力市場、長距離旅行は人気の選択肢
春節休暇中、旅行グループにおけるデータ分析では「親子、家族」が45%を占めていました。中国の観光市場においても一家団欒が重要視されていることがわかります。また、家族以外では「友人との旅行」の人気が高く26%を占めていました。単独旅行は18%、恋人との旅行は11%でした。また注目すべきことに、春節休暇に長距離(長期間)エリアへの旅行への関心が著しく高まっており、7割以上の観光客が4日以上の旅行を選択しています。これは観光客がより豊かで深い旅行体験を求め、旅行に多くの時間を投資することを反映していると言えます。人気のアクティビティは多彩で、雪山から熱帯の島々までさまざまですが、中でもスキーが旅行者にとって高い人気となっています。また、旅行先でローカル文化に触れる寺院の祭りや灯篭祭り、民俗のパフォーマンスなどにも関心が高まっています。3. 2024年、1億3,000万人が海外旅行へ(中国観光研究院の発表)
中国観光研究院が最近発表した「中国の出国旅行発展年次報告(2023-2024)」によると、中国の観光市場の活力が増し、海外旅行への意欲が高まることで、アジア太平洋地域の国際観光復興のペースが明らかに加速する、と予想されています。2023年には、中国からの海外旅行者数は8,700万人を超えたと推測されており、2024年には1億3,000万人に達すると予測されています。調査によると、中でも若年層の海外旅行者が最も多く、22歳から41歳の年齢層が全体の83%を占めています。また、大学卒業と大学専門課程修了者の海外旅行者が最も多く、合計約74%に達しています。海外旅行者の職業の中で、フリーランスの比率が最も高く、都市圏の住民が主な旅行者のグループとなっています。さらに、回答者の中で4分の1以上の人が「欧米を旅行したい」と長距離旅行への意欲を持っています。続いて、東南アジアや中国の香港・マカオ・台湾地域が挙げられています。具体的な旅行先としては、中国国内では香港、マカオ、アジアでは日本、韓国、台湾、ヨーロッパではイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、そしてアメリカが挙げられています。4.中国の長期休暇 ~次は5月頭の5連休~
2024年の長期休暇および、2025年の春節は以下の日程となっております。
長期休暇は海外旅行への意欲が高まる時期でもあり、その時期に向けての誘客意欲の醸成および、訪日客の受け入れ体制のさらなる整備が必要といえます。[春 節]2月10日(土)~2月17日(土)
[清明節]4月4日(木)~4月6日(土)
[労働節]5月1日(水)~5月5日(日) →日本のゴールデンウィークと一部合致
[端午節]6月8日(土)~6月10日(月)
[中秋節]9月15日(日)~9月17日(火) →日本の9月3連休と一部合致
[国慶節]10月1日(火)~10月7日(月)
出典:国務院弁公庁2023年10月25日発表※2025年の春節は2024年より2週間弱早く、1月29日(水)~となります。インタセクトでは、中国市場の最新動向を解説・紹介するコラム( https://inbound-isc.com/ )を当社WEBサイトで公開しています。中国最新動向(訪日観光関連)についての各メディア様からのご質問・取材依頼、インバウンド・受け入れ対策について、全国の各機関・民間企業からのご相談をお待ちしております。馬蜂窩( http://www.mafengwo.cn/ )とは
中国本土および中華圏で人気な中国最大の旅行情報メディアで、ユーザー数1億人、旅先で体験した口コミが数多く投稿されています。ユーザーは「旅マエ」に旅行情報の収集をした上でレストラン、ホテルを予約し、「旅ナカ」では、投稿された情報を参考に旅行のプランを立て、「旅ナカ」と「旅アト」には旅先での体験や写真を共有します。「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」を通して旅行情報が集まることで、さらにユーザーによって拡散されていく好循環が生まれます。
主に中国の若い年齢層を中心に観光地等の人気の情報配信メディアや旅行商品予約のプラットフォームとして、多くの方に利用されています。■会社概要
商号   :インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
代表者  :代表取締役社長 譚玉峰
所在地  :〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目1番地 B・Mビル2F
設立   :2000年11月
事業内容 :中国本土・台湾を主軸とした海外プロモーション・インバウンド(訪日誘客)支援、
中国向け越境EC、アフィリエイト運用代行、アフィリエイトサイトパトロール、
システム開発など
資本金  :9,856万円
URL   :https://www.intasect.com/中国本土・台湾を主軸とした海外向けインバウンドプロモーション事業として百度広告の基幹代理店、中国No.1シェアの旅行ソーシャルメディア「馬蜂窩(マーフォンウォー)」の公式日本総代理店業務等の集客支援、KOL・動画施策、越境EC支援、WeChat Pay・Alipay等のマルチ決済「IntaPay」、他にもSNS投稿監視、アフィリエイト大規模運用改善、アフィリエイトサイトパトロール、オフショア開発、電子契約等のワークスタイル改革、AI・ヘルスケアIoT関連の研究開発など、最先端の技術を武器として、国内外で幅広い事業を展開中です。

【お問い合わせ先】
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 営業統括コンサルティング本部
03-3233-3524(営業時間:平日9:00~18:00)
メールアドレス:intapay@intasect.co.jp
Web問い合わせフォーム:https://www.intasect.com/contact/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

PR TIMES
PR TIMES