九州大学大学院が福岡県嘉麻市で飼育していたカブトムシの容器内でコバエが大量発生し、近隣の民家に侵入していたことが分かりました。

九州大学によりますと、嘉麻市の廃校となった小学校で、カブトムシを活用して家畜用の飼料をつくる実証実験を行っていたところ、去年12月下旬にカブトムシの飼育容器からコバエが大量発生しました。

大学は捕獲器を設置するなど対策を行いましたが、コバエは増殖を続け、3月中旬ごろ近隣の民家に多数侵入したということです。

その後、実証実験の施設内で駆除作業を行い、近隣住民へ殺虫剤を配布して以降、コバエは確認されていないということです。

大学は住民に謝罪するとともに、第三者委員会を設置し再発防止に向け対策を行うとしています。

テレビ西日本
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