アユ釣りの名所のひとつ、松浦市の志佐川で子供たちが稚アユを放流しました。

生き物と触れ合い、自然の大切さを感じてもらいたいと松浦市が中心になって1988年から行っています。

市中心部を流れる志佐川の中流域で、地元の約40人の子供たちが参加し体長 約8センチに育った稚アユ2万5000匹を流しました。

志佐川はアユ釣りの名所で、漁が解禁される6月には20センチ前後に成長するということです。

参加した子供は「多く放流できたので楽しかった。きれいな川で大きく育って帰ってきて欲しいと思って放流した」とか「面白かった、流すとき飛び跳ねたりしてたから」と話しています。

松浦市の友田吉泰 市長は「大きくなって帰って来いよっていう感じでみんなが放流してくれているから、微笑ましくてうれしい、子供たちの水を大切にする心と生き物を大切にする心を育んでくれると思う」と話しています。

松浦市は来週も2万5000匹の稚アユを放流します。

テレビ長崎
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