旅館やホテルでも観光客を迎え入れる準備を進めています。皇室御用達、明治7年創業の老舗旅館「城西館」は“5類移行後初”に加え今年は“創業150周年”という節目でゴールデンウィークを迎えます。

城西館・藤本 幸太郎社長
「今年150周年を迎えるので館内は少しずつだが展示をしたり、(土産物の)商品開発をしたり、お客様にいろいろな価値を提供するということは日々考えている」

館内では神戸風月堂と共同開発した「土佐ゆずゴーフル」や「TOSACO」とコラボしたクラフトビールなどオリジナル商品を販売。ほかにも吉田 茂元総理大臣が宿泊した際のゆかりの品を展示するなどゴールデンウィーク客を迎える準備は万端です。

城西館・藤本社長
「(以前はコロナ禍の)出口が見えなかった。僕らの業界はどうなっていくのかという不安はずっとあったので、そういう頃と比べると今はそういったこともなく、懸案もなく」

城西館では牧野博士の朝ドラブーム真っ只中で迎えた去年のゴールデンウィーク同様、今年もほぼ満室になるとみています。

インバウンド客も増えそうです。

城西館・藤本社長
「(インバウンド客は)去年の同時期と比べると倍のお客様が来ている。たくさんのお客様に喜んでもらって、また高知に来たいねと思ってもらえるような一助、微力ながらできればと思っている」

ゴールデンウィークまで10日あまり。飲食店や宿泊施設では観光客の活発な動きに期待が高まっています。

高知さんさんテレビ
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