岩手県は4月16日、奥州保健所管内の教育・保育施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。
園児21人が嘔吐や下痢等の症状を訴えているという。

県によると、4月12日に奥州保健所管内の教育・保育施設(園児106人・職員33人)から、複数の園児に嘔吐や下痢等の症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、4月9日から12日にかけて、園児21人に嘔吐や下痢等の症状があったことがわかった。

保健所が調べた結果、症状のある3人からノロウイルスが検出された。

一時園児1人が入院していましたがすでに退院し、またほかの園児も回復に向かっているという。

県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。

※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町

岩手めんこいテレビ
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