高レベル放射性廃棄物、いわゆる“核のごみ”の最終処分場選定について、佐賀県玄海町で調査受け入れを求める請願書が町議会に提出されました。

 北海道後志地方の神恵内村と寿都町では、選定の第一段階である文献調査の報告書案が2024年2月に公表されました。4月15日、神恵内村で開かれた「対話の場」では一部地域が次の調査の候補地となったことなどが説明されました。

 両自治体では、今後次の調査に進むか住民投票が検討されていますが、佐賀県玄海町で15日、文献調査の受け入れを求める請願が町議会に出されました。

 「(核ごみの)地層処分事業、文献調査について、関心を持ってくれたことに感謝している」(原子力発電環境整備機構(NUMO)担当者)

 玄海町の町議会では、17日に請願を採択するか審議されます。

北海道文化放送
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