高岡法科大学が来年度からの学生募集を停止すると発表したことに対し、学生からは「驚き」の声が相次ぎました。
高岡法科大学を運営する高岡第一学園は15日記者会見を開き、「来年度からの学生の募集を停止することを決めた」ことを明らかにしました。
少子化などの影響で、1999年以降定員割れが続き、募集定員100人に対する今年度の入学者は過去最低の37人となっていて、累積赤字はおよそ38億円に膨らんでいました。
突然の発表から一夜明けた16日、学生からは「驚き」の声が聞かれました。
*1年生
「きのうの朝、メールが来て気づいた。みんな驚いていた。後輩ができないことがとても残念」
*2年生
「信じられなかった。最初メールできた時はびっくりした。最後(卒業)まで仕事をしてもらえれば」
大学は、すべての学生が卒業するまで責任をもって対応するとし、今後、学生や保護者に対面やオンラインでの説明会を開くことにしています。