イランがイスラエルに大規模な攻撃を仕掛けたことに対し、イスラエル軍トップは反撃を行う考えを示した。
イスラエル軍・ハレビ参謀総長「われわれは最高レベルの態勢を維持している。イランは自らの行動の責任を取ることになる」
ハレビ参謀総長は15日、イランの大規模攻撃はアメリカなどの協力を得て失敗に終わったと述べるとともに、中東で各国が協力しあう新たな機会を生み出したと述べた。
そのうえで、これほど多くの攻撃をイスラエルに行えば、イランは反撃を受けるだろうとの考えを示した。
また、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、イスラエルのガラント国防相がアメリカのオースティン国防長官との電話会談で、報復措置以外に「選択肢はない」と述べたと報じた。
イスラエルの戦時内閣は15日も閣議を開き、イランへの対応策を協議したが、結論は明らかにされず、沈静化を目指す国際的な圧力もあり、慎重に検討しているとみられる。