日経平均株価が800円以上値下がりし、節目の3万9000円を割り込んだ。

16日の東京株式市場は、アメリカの経済指標が市場の予想を上回ったことで、アメリカで利下げが遅れるとの見方が広がり、ほぼ全面安の展開となった。

平均株価の下げ幅は、800円を超えた。

一方、東京外国為替市場の円相場は、約34年ぶりの円安水準となる1ドル = 154円台をつけた。

鈴木財務相「必要に応じて万全の対応をしていく」

アメリカで17日から行われるG20(20カ国・地域)の財務大臣・中央銀行総裁会議を前に鈴木財務相は、為替について「議題にならなくとも話題にはなる」と述べ、必要に応じ、日本の立場を伝える考えを示した。

16日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、15日に比べ、827円22銭安い、3万8405円58銭、TOPIX(東証株価指数)は、2703.20だった。

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