15日午後、名古屋市北区の中学校で校舎3階の部屋が燃えた火事で、16日朝から警察と消防が実況見分をして出火原因を調べています。

 実況見分は16日午前9時半ごろに始まり、火事があった北区の名古屋市立北陵中学校に警察と消防が入りました。

 15日午後2時45分ごろ、この中学校で起きた火事では、3階の教材室から火が出ているのを吹奏楽部の女子生徒が見つけ、火は約1時間半後に消し止められましたが、火元の隣の教室にいた2年生の男子生徒(13)が煙を吸って救急搬送されました。

 当時、校内にいた他の生徒と教職員の計約230人は校庭に避難して無事でした。

 中学校によりますと、教材室は学校で使う木材や楽器などが保管されていて、火の気はなく普段施錠されている部屋だということです。

 中学校は16日、臨時休校となっています。

東海テレビ
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