15日、今シーズンの全線開通した立山黒部アルペンルート。
標高2450メートルの立山室堂から中継でお伝えします。
＊詳しくは、動画をご覧ください。
【中継概要】
私が今いるのは「雪の回廊」。
室堂ターミナル屋上と立山自然保護センターを結ぶ歩行者専用通路です。
雪壁の高さは8mほどですが、回廊の幅が狭いため、実際の高さ以上に迫力を感じます。
室堂周辺には、雪の大谷だけでなくこの「雪の回廊」のように、楽しめるスポットがいくつもあります。
＊パノラマロード
・立山連峰を一望できる遊歩道
・新幹線敦賀延伸にかけて、こちらも延伸！
そしてなんといっても、今年のトピックスはトロリーバスのラストラン。
日本最後のトロリーバスがこの秋、その姿を消すことに…。
＊トロリーバス
・室堂駅から大観峰駅まで、立山トンネルを3.7キロを走る。
・見た目はバスだが実は電車の仲間。
・普通のバスのようにタイヤで走行し、運転操作もハンドルを使用するが、架線から電力の供給を受けて走る。
・法律上も「鉄道」に分類されるユニークな乗り物。
・1996年4月の運行開始から去年11月までに約1920万人が乗車。
・老朽化に加え、部品の調達も難しくなったため、この秋で姿を消す。
・最終運行は11月30日。
・立山黒部貫光ではそれまで様々なイベントを予定。
・6月1日から限定デザイン＆ヘッドマーク装着車両を運行。
・特別ゲストを迎え、感謝を込めた特別仕様車両の発車式を室堂駅で行う。
・さらに6月、9月、10月にバックヤードツアー開催し、現地スタッフによる解説や普段立ち入れない場所からの写真撮影など。
ここ、立山黒部アルペンルートに来ないと出会えない、知ることが出来ない魅力や驚きがあります。
