アルペンルートの全線開通など春の観光シーズンにあわせ、台湾からのチャーター便が15日運航を開始しました。
*リポート
「最高の観光シーズンを迎えた富山空港に、ボーイング737型機が今着陸しました」
15日富山空港に到着したのは台湾からのツアー客およそ150人を乗せたチャイナエアラインのチャーター便です。
到着ロビーでは、「熱烈歓迎」と書かれた横断幕を持ち、県の職員などがツアー客を出迎えました。
*チャーター便の利用者は
Q地震の影響は?
「みんな無事。大丈夫だった」
「私たちは被害の大きい花蓮ではなく台北から来たので大丈夫。一番行きたい場所は立山黒部アルペンルート」
台湾では今月3日、東部で震度6強を観測する地震が発生しましたが、ツアー客の多くは北部の台北からの客で、ほとんど影響はなかったということです。
*リポート
「ほぼ満席の乗客が続々とバスに乗り込んでいきます。富山の観光バスだけでなく近隣の長野や金沢のバス会社からも来ています」
ツアーは北信越を含めた周遊観光が中心となっていて、富山を起点に長野や金沢などを回る内容が多いということです。
台北からのチャーター便は5月29日まで計32便が運航されます。
今月16日、17日の便もほぼ満席で、県は台北との定期便再開につなげたいとしています。