出雲市多伎町の県道で水路の上に設置してあった重さ25キロの鉄製のふた11枚がなくなっているのがわかり、島根県は何者かに盗まれたとみてくわしく調べるとしています。

被害があったのは、出雲市多伎町の県道です。
島根県によりますと、4月12日、地元住民から「蓋がなくなっている」と出雲県土整備事務所に情報提供があり、職員が現地を調べたところ、水路の上に設置してあった「鋼製蓋」と呼ばれるふた11枚がなくなっているのを確認したということです。
なくなった「鋼製蓋」は1枚が長さ約1m、幅40センチ、重さ25キロの鉄製で、歩行者の事故防止のため、歩道を横切る水路の上に取り付けられていました。
被害総額は15万4000円で、県は緊急の安全対策として、周辺にバリケードを設置しました。
県では、何者かに盗まれたと見ていて、同様の被害がないか、県内7つの県土整備事務所に調査するよう指示するとともに、警察への被害届の提出など、今後、くわしい対応を検討するとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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