銀行詐欺事件で訴追された水原一平容疑者が、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手に対して、借金を肩代わりしたように口裏を合わせるよう頼み、断られていたとアメリカのメディアが報じた。
これはニューヨーク・タイムズが13日に報じたもので、水原容疑者は、3月20日、ドジャースの開幕戦の試合後、ホテルの会議室で大谷選手と2人きりになった際に、「大谷選手の銀行口座から金を盗んだ」と告白したあと、大谷選手が借金を肩代わりしたという筋書きで口裏合わせをするよう大谷選手に頼んだという。
大谷選手はこれを拒否し、代理人のネズ・バレロ氏を会議室に呼び、水原容疑者の妻もその場に同席することになったという。
大谷選手は、このあと「自分は被害者だ」とする声明を発表していた。