秋田市でサクラの開花が発表されてから初めての週末を迎え、サクラの名所の一つ、太平川には大勢の花見客が訪れた。
 秋田県内は13日、高気圧に広く覆われて気温が上がり、日中の最高気温は大館市で24.6度、横手市で23.9度、秋田市で18.8度など各地でサクラの開花を後押しする暖かさとなった。約2キロに渡ってソメイヨシノなど、600本ほどのサクラが植えられている秋田市の太平川沿いでは、五分咲きほどになった観桜会の会場に朝から家族連れなど大勢の花見客が訪れ、写真を撮ったり散策を楽しんだりした。太平川は、2023年7月の大雨で川沿いの斜面が崩れるなどの被害が相次いだが、観桜会の実行委員会によると、サクラの木への影響はほどんどなく開花は順調に進んでいる。
 花見客は、「2023年7月の水害で水位が上がって、ことしはどうかと心配したが、この分だと大丈夫だと思う。期待している」と話す。
 太平川の観桜会は4月21日まで開かれ、夜間はサクラのライトアップが行われる。

秋田テレビ
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