サッカーJ2で現在10位につけるいわきFC。4月13日、いまだ負けなしのホームで首位・清水エスパルスを迎え撃つ。昨シーズン大敗を喫した相手に雪辱を誓う。

2023年5月7日2023明治安田J2リーグ第14節・清水エスパルス戦は1-9で敗戦。
あの日突きつけられた厳しい現実・・・
2023年10月21日2023明治安田J2リーグ第39節・清水エスパルスに1-7で2度目の大敗。痛感させられたJ2の壁。それでも・・・
いわきFC・田村雄三監督は「この先に行く、成長する、上に行くためには必要かなって思ってます」と話す。前だけを見据え苦難を乗り越えてきた。いざリベンジの時!

注目はここまで全試合にスタメンで出場している、大卒ルーキーの大西悠介選手。これまでの試合でも相手のチャンスの芽を摘んできた。
大西悠介選手は「守備の部分で自分の強みが出る瞬間っていうのは多いので。ボランチとして、倒れないで、相手に強く行って、いわきFCのサッカーをしっかり体現していきたいなと思います」と意気込む。

元日本代表の乾をはじめ強力な攻撃力を誇る清水エスパルスに対して、どこまで通用するか。JFL時代からいわきFCを取材する福島民友新聞社の小磯佑輔記者。次の試合の鍵を握るのは「先制点」だと話す。
「(前回は失点後)相手が守りを固めたところから攻めあぐねたという展開だったので、そういう戦いを清水にさせないように、とにかく先制点を与えないで、こっちが先制するという流れを作っていければ、勝利が近づくんじゃないかなと思います」という。
小磯記者は13日のエスパルス戦について、「勝てます!雪辱を果たしたい、リベンジしたいっていう気持ちも選手達強いと思いますし、成績的にも好調なので、自信をもって清水を倒してやろうという、そういうやる気に満ち溢れていると思います」と太鼓判を押した。

「こうかな」「あれ3バックでやったことあったっけ?ない?」「ないかな」
サポーターが集う店・福島県いわき市「CHEKA」の鈴木雅之さんと、長男の歩仁さん。いわきFCの勝利を信じている。
歩仁さんは「10試合でまだ2回しか負けてないので、そこはやっぱ去年とは違うし、攻撃の仕方も前(J3)優勝した時みたいにプレスしてて、そこが今年の良いところなんじゃないかなって思います」と話す。父親の雅之さんは「今年J2、2年目ということで、成長した姿、たくましくなってるっていういわきFCを清水に見せつけたいです」と雪辱を期待する。

「いわきFC、清水エスパルスから勝ち点3取るぞ!」「おー!」
チームも、サポーターも、共に「熱狂空間」を作り上げ、いざ決戦へ!
試合は13日、いわき市のハワイアンズスタジアムで、午後4時キックオフだ。

福島テレビ
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