一冬を越した自慢の酒です。長野市の戸隠神社の雪の中で熟成させた日本酒の蔵開きが行われました。
重機やスコップで積もった雪を掘っていきます。ここは長野市の戸隠神社中社。雪の中から現れたのはケースに入った日本酒です。
1月に地元の観光協会などが1升瓶と4合瓶合わせて3300本を埋め、3カ月間、熟成させて来ました。
この「戸隠山雪中酒」は温度が0度以下で保たれ徐々に熟成が進むため、まろやかな口当たりになるということです。
早速、試飲した関係者はー。
試飲した人:
「うまいですね。まるくなりましたね」
戸隠観光協会員・渡辺忠茂さん:
「3カ月雪の中で寝てて、まるくなっておいしい、ゆっくり飲めるお酒となっております。『そばざかな』としてぜひ味わっていただきたい」
「戸隠山雪中酒」は、4月23日から戸隠地区の酒店に並ぶほか、名物の戸隠そばの店でも提供されます。