ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は11日、円相場が一時1ドル=153円を突破し、約34年ぶりの円安ドル高水準となったことについて、「我々の会社だけじゃなしに、誰にとっても、日本にとっていいわけない」と述べた。
また、「円安になること自体を喜ぶような人はちょっとおかしい」と述べ、「自分たちの状況の元凶を理解しないといけない」と危機感を示した。
企業業績への影響について岡﨑健取締役は、円安が続けば原価を下げるなどの努力が必要との認識を示した一方で、「短期的な為替の動向に大きく影響受けるということはない」としている。