端午の節句を彩るフラフの制作が香南市で最盛期を迎えています。

りりしい表情でコイを抱く金太郎。3枚を縫い合わせると縦3メートル横4.7メートルのフラフが完成します。

香南市香我美町で、江戸時代から続く吉川染物店ではフラフ作りが最盛期を迎えています。

以前は巨大なフラフが主流でしたが、近年はマンション暮らしの増加などで部屋に飾れる壁掛けタイプが人気です。

吉川染物店5代目吉川毅さん「健やかに元気に育ってほしいな、という願いがあるわけやんか。だから(フラフの)大きい小さい関係なしに、自分は手は抜かんわね」

吉川染物店では5月末までにおよそ60枚を制作。その後はよさこい祭りに向けたフラフ作りが始まります。

高知さんさんテレビ
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