旧ジャニーズ事務所の性加害問題を報じてきたイギリスBBCの記者らが会見を開き、東山社長が旧ジャニーズ事務所のスタッフ2人の性加害を把握しているにもかかわらず、事務所側が警察に被害を届けていないことについて、対応が十分ではないと批判した。
BBC モビーン・アザー記者「(SMILE-UP. は)いまだに広報や風評に執着している。事の重大さ、多くの人生に与えた影響を完全に把握していないことを物語っている」
BBCが3月に公開したジャニー喜多川氏による性加害問題を告発する番組の続編では、SMILE-UP.の東山社長が、旧ジャニーズ事務所のスタッフ2人が性加害を行っていたことを認めている。
番組を制作したモビーン・アザー記者は会見で、事務所側が補償など十分な対応をしていないと批判したうえで、2人のスタッフについても、事務所側が被害を警察に届けるべきだとあらためて訴えた。
またアザー記者は、日本のマスコミも、この問題についてもっと取材をして報じるべきだと苦言を呈した。