老朽化が進む道立近代美術館について、改修や新築など整備案の概要が分かりました。

 近代美術館や知事公館などは老朽化が進み、一帯の整備が検討されていますが、近代美術館の3つの整備案について概要が分かりました。

 改修する案は、収蔵庫を増築し展示スペースなどを拡大、費用は75億円から95億円で休館は2年です。

 同じ場所に建て替える案は、展示スペースの規模や配置の自由度が高まる一方費用は165億円から200億円かかり、休館は4年。

 移転して新築する案は、近くの知事公邸の跡地を活用し費用を150億円から185億円に抑え、休館も1年に短縮されます。

 道教委は、2024年度中に3案から一つに絞り込む方針です。

北海道文化放送
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