通学路などでの交通事故を防ぐ取り組みです。津山市に整備された、路面にスピードを抑える工夫を施したゾーン「ゾーン30プラス」で4月9日朝、啓発活動が行われました。

(ビラ配りの様子)
「小学校の周りはゾーン30プラスで特に安全を目指すエリアになっている。送り迎えの際は特に気を付けて運転して下さい」

「ゾーン30プラス」は、エリア内の車の最高速度を30キロに規制するほか、路面を盛り上げるなどして実際に、車のスピードを抑える工夫が施されたエリアです。岡山県内では唯一津山市に整備されていて、津山東小学校の西側の横断歩道部分を10センチほど盛り上げ、えんじ色で目立たせています。

9日は小学校の入学式に合わせ警察官4人が、「ゾーン30プラス」を周知するチラシを保護者らに手渡し、安全運転を呼びかけました。

(津山警察署交通課 原田錦哉課長)
「通学路における交通事故の発生を未然に防止していきたい。そのうえで歩行者優先の安全安心な通行空間の確保に努めていきたい」

警察は4月15日までの春の交通安全県民運動期間中、啓発や取り締まりなどを強化するとしています。

岡山放送
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