秋田県鹿角市と小坂町の3つの高校が統合されて誕生した鹿角高校で8日、初めての入学式が行われた。学校に新たな歴史を刻む新入生が期待を胸に高校生活をスタートさせた。

 鹿角高校は、鹿角市の花輪高校、十和田高校、小坂町の小坂高校の3校が統合されてこの春開校した。学びやは開校に合わせて改修された花輪高校の校舎だ。

 学校には普通科と産業工学科、計162人が入学した。

 式では、佐藤貢校長が「学科やコースの枠を超えて互いに切磋琢磨し、志高く目標を掲げて、達成に向けて努力し続けてください」と激励した。

 そして、新入生を代表して普通科の佐藤優衣さんが「先輩方とともに歴史や伝統の礎を築いていけるよう、この鹿角高校の生徒として、誇りを持って学校生活を送ることをここに固く誓います」と誓いの言葉を述べた。

 新しい歴史と伝統は生徒がつくるもの。新入生はどんな足跡を残していくのだろうか。

 新入生:
「緊張したがこれから勉強も部活もやるので頑張りたい。進学クラスに入ったので、しっかり勉強していい大学に行けるよう頑張りたい」

 新入生:
「これからの生活にワクワクしている。統合校最初の新入生となったが、これも何かの縁だと思うので、しっかり伝統を築けるように頑張りたい」

 新入生:
「学校行事でクラスの人と仲を深めたい。楽しみなのは球技大会。勉強や部活は、まあ頑張りたいかな」

 新たな学びやで始まる高校生活に、新入生は胸を弾ませていた。

秋田テレビ
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