能登半島地震で大きな被害を受けた、石川・輪島市で8日、入学式が行われた。
能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市では、8日にすべての公立小中学校で入学式が行われた。
輪島市門前町では、門前西小学校が避難所となっていることから、門前東小学校の体育館で合同の入学式が行われた。
式では、新1年生5人が上級生などに連れられて入場し、それぞれの学校の校歌が順番に歌われた。
2つの小学校の校長を務める鰐淵夏以校長は、「みんなで優しい声をかけあえる仲良しな1年生になってください」と呼びかけた。
輪島市の小学校では8日、68人が入学の日を迎えたが、地震前の見込みより37人少なくなった。
また輪島市は、市内6つの小学校について、河井小学校のグラウンドに仮設校舎を建設していて、2学期以降に使用できるという。
