春の全国交通安全運動が6日から始まるのを前に、松江市で5日、警察や交通安全に取り組む団体の関係者などが集まり、事故防止の誓いを新たにしました。

島根県庁前で開かれた春の全国交通安全運動推進の集いには、県や県警、それに交通安全に取り組む団体の関係者など約150人が参加しました。

島根県・丸山知事
「事故が起きやすいこの時期に十分な運動を展開することは重要ですので、お力添えを賜りたい」

事故防止を呼びかけるチラシなどが手渡されたのに続いて、交通安全に取り組む団体の代表が決意を示しました。

島根県二輪車普及安全協会・瀬川比呂昌会長
「この運動を機に、全ての世代の方に対し交通安全の大切さを訴え、交通ルールの順守と正しいマナーの実践による交通事故の防止を図っていきたいと思います」

島根・鳥取両県では今年、交通事故による死者、負傷者ともに前の年の同じ時期と同じか減少していますが、去年1年間では、島根県の死者が22人と前の年から6人増加、警察は改めて交通ルールの徹底を呼びかけています。

島根県警・西田千加課長補佐
「お互いに思いやリ、譲り合いの気持ちを大事にしていただいて、皆さんが安全に快適に道路を利用していただけるように呼びかけていきたい」

春の全国交通安全運動は、子どもが安全に通行できる環境の確保や自転車、電動キックボード利用時のヘルメット着用など3項目を重点に、今月15日まで実施されます。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。