自民党から「離党勧告」を受けた安倍派の塩谷元文科相が、5日午後2時半ごろ記者会見を開き、処分に不服があるとして、「再審査の請求を検討したい」と表明した。
自民党・安倍派 塩谷元文科相「間違った認識のもとに(処分)されたということは誠に残念でありまして、“再審請求”という形で提出することを検討していきたいと思います」
派閥の政治資金問題をめぐり、「不適切な会計処理に対し、適正な対応をとらなかった」などとして、4日の党紀委員会で「離党勧告」の処分が決まった塩谷氏だが、会見で「事実誤認だ。会計処理にはタッチしておらず、心外な思いだ」と反論した。
そのうえで、再審査を請求できる13日まで離党勧告に応じるかも含め、「地元の皆さんとしっかり話し合う」と述べた。