鳥取市の桜の名所である久松公園では、その一角にある仁風閣で「令和の大改修」が進んでいます。敷地内に新たなガイダンス施設が完成し、2日にプレオープンしました。
鳥取市の久松公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれた花見スポットで、ソメイヨシノを中心に約240本の桜が植えられています。鳥取市では3月29日に開花宣言が出されましたが、2日の時点ではまだ「咲き始め」の段階で、満開にはもうすこし時間がかかりそうです。
その久松公園の一角にある国の重要文化財「仁風閣」。老朽化に伴い、今年の春から大規模な保存修理工事、「令和の大改修」が始まっています。2028年度中の再オープンまで建物内の公開が中止となる中、敷地内に新たなガイダンス施設が2日にプレオープンしました。入館は無料で、施設内には「仁風閣」の歴史などを解説するパネルが展示されているほか、鳥取城跡の見どころを紹介するマップも設置。
休憩所としても利用でき、鳥取城跡の石垣や仁風閣をゆっくりと眺めることもできます。

仁風閣・坂根 達哉館長:
「コンパクトですが、仁風閣の場所も庭園も含めよく見える場所なので、普段の生活とは違った場所になるので、お散歩がてらお立ち寄りいただいて歴史的価値を感じていただきたい」

ガイダンス施設は、4月6日の「城の日」に本格的にオープンします。

TSKさんいん中央テレビ
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