秋の長崎スタジアムシティ開業に向け、ジャパネットホールディングスはグループの合同入社式を長崎市で行いました。

スタジアムはほぼ完成している長崎スタジアムシティ。施設の整備だけではありません。これから入社式が行われヒトの体制、整備も着々と進んでいます。

入社式は「長崎スタジアムシティ」で建設が進むホテル4階部分で行われ、ジャパネットグループの新入社員92人が参加しました。

ジャパネットホールディングスの高田旭人代表取締役社長兼CEOは「スタジアムにはジャパネットが大事にしている幹が詰まっている。悩みが目の前でそれに押しつぶされそうになる若者が多い。先は長いあまり慌てないことを意識して」と挨拶しました。

長崎スタジアムシティは今年10月14日に開業予定で、2万人収容のスタジアムのほか6000人収容のアリーナ、243室のホテル、60~70店舗が入る商業施設やオフィス棟からなります。工事の進捗率は3月31日時点で81.1%で、一部で内装工事も始まっています。

長崎ヴェルカの馬場雄大選手は「周りの人に何を言われようがどう思われようが あなたの人生、あなたが決め あなたが納得する道を歩んでほしい」と新入社員へ激励のメッセージを寄せています。

地域創生事業を担う「リージョナルクリエーション長崎」の新入社員50人のうちIターン就職者は13人、Uターン就職者も2人います。Uターンで入社した水谷心春さんは「地元である長崎を盛り上げるのとスポーツを掛け合わせることに自分自身でそこに尽力したいと戻ってきた」と話し、神奈川県からIターンした岡積優希さんは「長崎県外から来た者としてきっと新しい視点で活躍できると思うので長崎の魅力を感じつつ頑張れればいいなと思う」と述べています。

ジャパネットは秋のスタジアムシティの開業までに正社員約200人、非正規社員約800人の計1000人を雇用する計画です。すでに約500人を内定していて、職種はホテルフロントやスポーツイベント進行ディレクターなど36種にわたります。

ジャパネットホールディングスの高田旭人代表取締役社長兼CEOは「この場所を楽しい生きがいにして
長崎の人生を楽しんで家族が増える世界を作ることまで想像している。その人数までは行く予定をして
いるということ」と述べています。

一方、概要が発表されていない福山雅治さんのこけら落としライブについては「地元の方に喜んでいただくのが大事全国の方一律というより長崎の方に来て頂きやすくするようなアイディア、そしてスタジアムシティだけを使うのか、もっとほかの場所を使って長崎全体を巻き込むようなことをするのか。長崎の皆さんが一生忘れないようなイベントにしたいと準備を進めている。ご期待いただけたら」と話しています。

長崎スタジアムシティはスーパーマーケットの「Food way」や「マツモトキヨシ」「BLUE PRINT」の出店を発表していて、今後は月に2回、新しい店舗を発表し、ワクワク感を高めるとしています。

テレビ長崎
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