岩手県盛岡市の内舘市長が公約に掲げていたいじめ対策の一環に位置づけられている「こども相談室」を含む新たな施設が、保健所の庁舎に４月１日に開設されました。
１日は記念の式典が開かれ盛岡市の内舘市長などが開所を祝いました。
盛岡市 内舘茂市長
「学校、先生、そして親にも相談できない。そんな子どもたちの力になりたい」
１日開設された「こども家庭センター」は、これまで保健所の庁舎にあった「子育て世代包括支援センター」と「子ども家庭総合支援センター」の機能に新たに「こども相談室」を組み合わたものとなっています。
この「こども相談室」は、内舘市長が公約で掲げていたいじめ対策の一環に位置づけられていて、家庭や友人関係など子どもの悩みの相談に対応する窓口が設置されました。
盛岡市 佐久山久美子 子ども未来部長
「子どもの成長のステージに応じて様々な（相談できる）スタッフがいる。いつでも苦しい時、苦しくなくても話を聞いてほしい時は相談して欲しい」
このセンターには妊娠期・子育てに関する悩みや、児童虐待などに応じる窓口も設けられていて平日相談を受け付けています。
