泉区の複合文化施設「イズミティ21」で、大規模な改修工事が完了し、4月1日から利用が再開されました。

地下鉄泉中央駅の近くにある「イズミティ21」では、1987年の開館から老朽化が進んだため、およそ2年かけて、大規模な改修工事が行われました。
施設の利用は1日から再開となり、けさ、県内の高校の吹奏楽部が、夕方に開く演奏会に向けてリハーサルを行いました。

客席は新しい座席に入れ替えられ、電気や空調の設備も更新されました。
また、東日本大震災では、1400人あまりが入る大ホールで、天井が崩落するなどの被害があったため、今回の改修では、天井内部をより地震に強い構造に変更したということです。

イズミティ21齋藤竜也管理運営係長
「建築基準法にのっとった改修をしたので、より安全安心にご利用いただける会館になりました」

リニューアルにあたり、会議室や音楽スタジオの利用料もより低い価格に改定されました。
また、5月26日には、記念イベントとして、ミニコンサートなどが開かれる予定です。

仙台放送
仙台放送

宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。