500年後に日本人が全員『佐藤さん』になるとの試算が公表された。
これはジェンダー平等を目指す団体などが「選択的夫婦別姓」について考えるきっかけをもってもらおうと、人口動態の専門家に依頼して分析した試算。
試算ではこのまま「選択的夫婦別姓」を導入せず夫婦同姓が続くとしたら、「2531年には日本人の名字が全員『佐藤』になる」としている。
東北大学経済学研究科 吉田浩教授:
裁判で原告も佐藤さん、被告も佐藤さん、弁護士も佐藤さん。野球でもみんな佐藤さん。個を重んじるのであれば、別姓の問題はしっかり見ていかないといけないでしょう。
また、この団体に賛同する企業およそ40社が4月1日からホームページなどで自社製品の表記を「佐藤」に変えるなどして「選択的夫婦別姓」に関心をもってもらう取り組みを行うということです。