経済産業省は、2025年に開催される大阪・関西万博の経済波及効果が約2.9兆円になると発表した。
内訳は、建設投資が8570億円、運営・イベントが6808億円、来場者消費が1兆3777億円などとなっている。
2018年に算出した際には総額で約2.5兆円になると試算していたが、改めて試算した結果、物価上昇による経費の増加で、会場建設費や来場者による消費額、運営費など4000億円程度の増加を盛り込んだ。
経済産業省は「万博を開催する意義は経済波及効果だけではなく、体験したあとの行動変容にも意味がある」としている。