”世界最高齢”プログラマー若宮正子さん（８８）：
「私はインターネットから翼をもらった。その翼は私をおばあちゃんの枕元という狭い世界から、広い世界へ連れて行ってくれた」
講演会は仙台市シルバー人材センターが６０歳以上を対象に開いたもので、およそ３００人が参加しました。
講師を務めたのは、”世界最高齢プログラマー”として活躍する若宮正子さん、８８歳。若宮さんは、５８歳から独学でパソコンの使い方を習得。８０歳でゲームアプリを開発しました。
今は、ＩＴの伝道師として各地で講演活動を行っていて、国の有識者会議のメンバーにも名を連ねている若宮さん。３月２８日の講演では、ＩＴを学ぶことでいくつになっても人生の可能性を広げることができると語りました。
”世界最高齢”プログラマー若宮正子さん：
「これからは人工知能がいろいろ勉強を手伝ってくれますから、手伝ってもらいましょうよ。これからも生きている限り少しずつ学んで成長していきたいと思っています」
訪れた人は、「自分のスマホでさえ使いこなせてないから（若宮さん）すごいなって。ただ諦めないであんな年上の人がやれるんだから、もうちょっと頑張りたい」などと話していました。
”世界最高齢”プログラマー若宮正子さん（８８）：
「今年の冬は結構寒くて外に出られない時でも、ネットを使えば仕事だけじゃなくて友達を作ったりもできますので、そっちの方でも（ＩＴの知識が）お役に立てるのでは」
