能登半島地震で震度6弱を記録した石川・中能登町の住宅で27日、火災が発生。火は約3時間後に消し止められたが、火元の家は全焼し76歳男性が死亡した。

「外に出たら隣が真っ赤」

27日午後7時過ぎ、能登半島地震で震度6弱を記録した石川県中能登町で起きた住宅火災。

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出火直後の映像には、屋根を突き破り燃え盛る炎が捉えられていた。炎は、大きな火柱となって住宅を呑み込んでいて、火の勢いは収まる気配をみせなかった。

近隣住民は、「外に出たら隣が真っ赤。火の粉が家に降りかかってくる。燃えないか心配で、頼んで水をかけてもらった」と当時の様子について振り返った。

76歳男性が死亡

約3時間後に消し止められたが、火元の家は全焼した。

ここで暮らしていたのは3人。2人は逃げ出して無事だったが、76歳の男性が病院に運ばれ、その後死亡が確認された。
(「イット!」 3月28日放送より)

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