自転車で観光地を巡るサイクルツーリズムの推進に向け、関係団体による意見交換会が開かれました。
自転車の愛好家・サイクリストは、沖縄観光の閑散期にあたる冬場に多く訪れ、消費額の単価も高い傾向から観光振興の新たな一手として注目されています。
県やりゅうぎん総合研究所などが参加した意見交換会では、来年度官民一体となった協議会を発足し本島を一周出来るサイクルルートを選定することなどを確認しました。
県サイクリング協会森兵次会長「これ(本島1周のルート)が出来ると、大きな起爆剤になるだろうと期待しています」
リオ五輪自転車ロードレース日本代表内間康平さん「サイクルツーリズムを盛り上げるのも大事なんですけど、沖縄県民の方々に自転車にどんな魅力があるのかを広めていくこともすごく大事かなというふうに思っています」
協議会は今後、交通渋滞が深刻な本島中南部でどのように安全なルートを確保するかなど、具体的な協議を行っていく方針です。