中国でアステラス製薬の日本人男性社員が拘束されてから1年が経過する中、金杉憲治中国大使がこの男性と2回目となる領事面会を行った。
日中外交筋によると、金杉大使は26日午前、中国で反スパイ法などに違反した疑いで拘束されているアステラス製薬の50代の男性と2回目の領事面会を行った。
金杉大使の面会は着任後の1月に行って以降、26日で2回目となるが、男性の健康状態に問題はなかったということだ。
26日に行われた面会を含めて、日本大使館が男性と行った面会は、2023年3月に男性が拘束されて以降12回になる。
日本政府は「様々なレベルや機会を通じて、早期解放を引き続き強く申し入れていく」としている。