79年前の沖縄戦でアメリカ軍の最初の上陸地となり、住民の強制集団死いわゆる集団自決が起きた慶良間諸島の座間味村では25日、遺族などが慰霊碑を訪れ犠牲者への祈りを捧げました。

座間味村は沖縄戦でアメリカ軍の最初の上陸地で、追い詰められた住民が自ら命を絶ったり家族に手をかけた強制集団死いわゆる集団自決で、少なくとも177人が命を落としました。

米軍の上陸から79年目となる25日、慰霊碑には朝から雨が降るなか遺族などが参拝に訪れました。

遺族の男性
「お父さんの兄弟とかが二人ですかね(戦争で亡くなりました)恒久平和を誓って手を合わせました。」

今年は自主参拝となっていますが、戦後80年となる2025年は村が主催する慰霊祭が開かれる予定です。

沖縄テレビ
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