ウクライナの南部ザポリージャなどで複数のエネルギー関連施設がロシア軍の攻撃を受け、少なくとも28人が死傷した。

ウクライナ当局はエネルギー関連施設を標的とした、最大規模の攻撃だとしている。

ウクライナ当局は、22日の未明から朝にかけて南部ザポリージャや東部ハルキウなど9つの地域で、発電所や水力発電ダム、一般住宅などがロシア軍の攻撃を受けたと発表した。

一部の地域で停電が発生し、ロシアが占拠を続けるザポリージャ原子力発電所でも、電力を供給する送電線の1本が被害を受け停電したという。

また、この攻撃で民間人が犠牲となり、少なくとも5人が死亡し23人が負傷した。

ウクライナ空軍は、ドローンとミサイルあわせて151発の攻撃を受け、このうち92発を迎撃したと発表。

ハルシチェンコ・エネルギー相は今回の攻撃を「エネルギー施設を標的にした最大規模の攻撃だ」と述べ、ゼレンスキー大統領は「ロシアは、市民の生活に対して戦争を仕掛けている」と非難した。

フジテレビ
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国際取材部
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