去年1月うるま市の工事現場でクレーン車のアームが直撃し男性作業員が死亡した事故で沖縄労働基準監督署は19日、工事を請け負っていた建設会社などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

この事故は去年1月うるま市石川の住宅建設現場で折れたクレーン車のアームが直撃した50代の男性作業員が死亡したものです。

当時、現場では複数の作業員がクレーン車の近くでコンクリートブロックの積み下ろしを行っていました。

労働基準監督署は現場の担当者が地形や荷物の重量を考慮してクレーン車を使用するなど作業を安全に行うために必要な措置を講じなかった疑いがあるとして工事を請け負っていた建設会社と現場代理人を労働安全衛生法違反の疑いで19日那覇地検に書類送検しました。

労働基準監督署は建設業の労働災害が多発していることから引き続き厳正に対処するとしています。

沖縄テレビ
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