木原防衛相は19日の記者会見で、北朝鮮が前日に相次いで発射したのは「短距離弾道ミサイル」との見方を明らかにした。
北朝鮮は18日、日本海に向けて3発の弾道ミサイルを相次いで発射し、北朝鮮メディアは金正恩総書記が立ち会い、「超大型放射砲」の発射訓練を行ったと伝えている。
木原防衛相は会見で、「これまでに得られた情報を総合的に勘案すると短距離弾道ミサイル=SRBMだったと推定している」と述べた。
その上で木原防衛相は「北朝鮮は今後もさらなる挑発行為に出る可能性がある」と指摘し、「政府としては引き続き米国、韓国等と緊密に連携しながら必要な情報の収集・分析に努めるとともに、警戒監視に全力を挙げていく」と強調した。