やんばるの森に自生するイルカンダが紫色の花を咲かせて見ごろを迎えています。

「イル」は色、「カンダ」はカズラという意味で沖縄での呼び名が和名になっているイルカンダの花は、ぶどうの房のように咲くことからパープルシャンデリアとも呼ばれています。

やんばるの山奥の人が踏み入れない場所に咲き幻の花とも言われていますが、国頭村の大石林山では今の季節、遊歩道などで花を見ることができます。

訪れた人は
「不思議だなこれイルカンダの花からは独特の香ばしい香りが漂ってくるのも特徴です。いやな匂いじゃないけど、何か香ばしい感じが。」

大石林山 喜瀬元磯企画係長
「(やんばるでは)このにおいが森の中に漂ってくると春の訪れだなという感じがします」

イルカンダの花は4月上旬まで楽しめるということです。

沖縄テレビ
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