400年の伝統を受け継ぐ有田焼の陶芸家十五代酒井田柿右衛門さんの展示会が、那覇市で開かれています。

江戸時代の初期に始まった有田焼の「柿右衛門様式」は、鮮やかな色絵磁器を生み出した窯元として知られています。

十五代目襲名10年を記念して初めて沖縄で開かれた展示会では、およそ70点の絵皿や壺、香炉などが並んでいます。

柿右衛門様式の特徴は「濁手」と呼ばれる乳白色の素地です。
繊細な植物の絵柄は余白を十分に活かすことで調和のとれた美しさが生み出されます。

この展示会は3月18日までデパートリウボウで開かれ、16日は午後2時から柿右衛門さんのギャラリートークが予定されています。

沖縄テレビ
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