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~「眠りの悩みを香りを使って解決したい!」機能性芳香剤という新たな試みに

挑んだ開発者の想い~


小林製薬では、2023年9月にやさしい香りで安眠空間をつくる、眠りを考えた香料(SMART SLEEP®)を配合した『Sawaday⁺ @Sleep』という製品を発売しました(SMART SLEEP®は高砂香料工業株式会社の登録商標です)。

この製品は、小林製薬で睡眠時に関わる初の「機能性芳香剤」というカテゴリーの製品です。

今回は、『Sawaday⁺ @Sleep』を開発した商品開発・企画の松宮にインタビューし、開発のきっかけや製品への想いを話してもらいました。開発者の言葉を通じて、製品の魅力をお伝えします!



眠りに悩みがないからこそ、客観的に製品開発ができた。



 ーー『Sawaday⁺ @Sleep』開発のきっかけを教えてください。


コロナ禍を経て、おうち空間を充実させたいという思いをお持ちの方が増え、芳香   

剤の需要が高まっていました。

それまで芳香剤は、嫌な匂いを消すという側面が強かったのですが、香りによって生活が豊かに、彩りが与えられると気づいてくださった方が増えたんですね。

また、コロナ禍を経たことで眠りに悩みを持つ方が増えているというデータもありました。実際、私の周辺でもさまざまな眠りへの悩みを抱えている人がいて、何か役に立てることはないかと考えていたとき、ヨーロッパの香料会社から「ヨーロッパ市場で寝室空間用の香り製品が増えている」という情報をもらったんです。その後、「眠りを考えた香料」の提案もあり開発がスタートしました。




 ーーその香料の存在が起点になったんですね!そこからどんな風に開発を進められたんですか?


実は私自身はベッドに入るとものの5秒で眠れてしまうタイプでして(笑)

なので、プロジェクト開始当初は、まず社内の人を中心に、眠りに悩みを持つ方々がどんなことで悩んでいるのかをヒアリングしていきました。

そこで分かったのが、眠るためにいろんなルーティンがあり、時間と手間を取られている方や、眠れないことで体調やパフォーマンスに支障をきたしている方の多さでした。

眠りというのは毎日のことですから、みなさん非常にお困りだという事実を知ることができたんです。

これはどうしても解決の一つになるものを作りたいと、プロジェクトを具体的に進めていきました。



 ーー松宮さんの眠りに悩んでいないという事実は、プラスに働きました?


客観的に判断できるという点で、とてもプラスに働いたと思います。自分自身が悩んでいると、どうしても主観が入ってしまいますから。

例えば、『@Sleep』のスティック状の製品スタイルはこだわったポイントでもあり、これは睡眠に関するルーティンを一つでも減らしてもらいたいという想いから選んだ形状なんです。



ただ置いておくだけ。頑張らなくても、安眠空間が作れるものを目指す。






 ーーなるほど!そんな意図があったんですね。


検討段階では、スプレー状のものなど、使い方も含めて色んな検討をしていたんです。

ただ、眠りに悩みがある方の話を伺っていて、スプレーのような能動的に“やらなければならない”形状のものを避けたいという想いがありました。スプレーだと使うのを忘れてしまったり、かけすぎてしまったり、調整が難しい。様々なタイプの形状での試行錯誤を経て現状のスティック状に落ち着きました。スティック状だと、置いておくだけで良いですし、本数によって香りの強度も調整できます。1日の最後、疲れ切った状態で「しなければならないルーティン」を一つでも減らしたいという想いがあったんです。

また、香りの感じ方は人によってもちがいますし、寝室は一人だけの空間でない方もたくさんいらっしゃいますから、お客さまの好みや生活に合わせられる、そして頑張らなくても安眠空間がつくれるものが理想でした。

今後は、いろんなシーンで使っていただけるよう、形状を増やすことも検討していますが、まずはこの形状で実現したかったんです。



 ーー香りそのものも小林製薬独自で開発されたんですよね?


はい。ヨーロッパの香料会社からの提案を参考に、より日本の方に好んでいただけるものを目指しました。

具体的に言うと、強すぎないもの、そして、私たちが「ラウンド感」と呼んでいる、ぼんやりと香るようなものに仕上げました。やはり安眠空間を作るものですから、強かったり、際立った香りにすると覚醒を促してしまうと思うんです。なので、ぼんやりと空間全体に香るものが最適ではないかと考えました。



 ーー他にも注力されたポイントはありますか?


今回の『@Sleep』は、香りで安眠空間をつくるという新しいコンセプトなので、実際に発売したときには「本当かな?」って懐疑的に思う人も多いのではというのが課題だったんですね。

なので、できるだけ多くの一般の方が実感したデータがあれば共感いただけるのではないか、と思ったんです。



 ーー具体的にどのようなデータを取得されたんでしょうか?


まずは、購入意向を示した方に1ヶ月使っていただきました。

事前調査で女性の方が眠りに悩みを抱えている方が多かったのと、芳香剤に興味がある方も女性の方が多かったこともあり、20代〜60代までの女性を対象に調査をしたんです。結果、84%の方が、眠りに心地よい香りと実感してくださったので、こちらとしても自信をもってパッケージに記載し、お客さまにおすすめできるようになりました。




 ーーパッケージや製品名も検討を重ねられたんですか?


実は私が個人的に最もこだわったのはパッケージの表現なんです。

まず、何を目的とした製品かすぐにわかっていただけるよう、製品名もSleepに空間を意味する「@」をつけて、安眠空間を作れることをわかりやすく表現しています。

また、パッケージデザインもグラデーション等で香りの印象を表現するなど、言葉以外で伝える方法を模索しました。印刷工程でグラデーションを再現するのが難しく、実現までにはたくさんの方に協力していただいたのですが、理想とするものができたので、ぜひ手にとってご覧いただきたいです!



 ーーそこもぜひお客さまには注目していただけると良いですね!



香りの持つ可能性への挑戦



今回の製品開発を通して、香りの持つ可能性をさらに感じることができました。香りによって解決できるお困りごとはまだまだあると思っています。

暮らしや生活習慣で何かお困りごとが出てきたとき、香りが解決の一助になる未来をもっと築いていきたいです。

幸い『@Sleep』は発売後、多くの好評の声をいただいていることもあり、次のステップへの大きな励みになっています。

これからもどんどん、新しい“あったらいいな”をカタチにしていきたいですね!


機能性芳香剤シリーズ 第二弾 『Sawaday⁺ &Emotion』を発売

機能性芳香剤シリーズ「Sawaday⁺」から、3月7日に第二弾として『Sawaday⁺ &Emotion』を発売します。忙しい中でも香りで気持ちを整え、日々をおだやかに、まえむきに過ごしたいと考える方々に向けて開発した製品です。こちらもぜひ多くの方にお試しいただければと思います。


▼製品のご購入先は、以下をクリック下さい

Sawaday⁺ @Sleep ゆめごこちフルール

Sawaday⁺ @Sleep おやすみハーブ

Sawaday⁺ &Emotion おだやかアロマ

Sawaday⁺ &Emotion まえむきアロマ


<公式オウンドメディア「おっ!?小林製薬」にも掲載中>

今回の研究ストーリーは、小林製薬の公式オウンドメディア「おっ!?小林製薬」にも掲載しております。

同サイトでは、製品開発秘話や枠を超えてチャレンジする当社の企業活動、その裏側にある社員一人ひとりのひたむきな思い、泥臭くトライを重ねる姿など、さまざまな一面をお伝えしています。

「おっ!?小林製薬」URL:https://www.kobayashi.co.jp/koba/


<小林製薬公式noteにも掲載中>

『Sawaday⁺ @Sleep』開発に挑んだチームから、開発・研究・ブランドマネージャーにインタビューし、小林製薬の製品が、どんな風に作られていくのか、どういう連携をしてプロジェクトが動いていくのかは、「小林製薬公式note」でも詳しく紹介しています。

ぜひ以下URLよりご覧ください!

https://note.kobayashi.co.jp/n/n1c82bc7e5f70




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