東京のベンチャー企業が開発した小型ロケット「カイロス」の打ち上げが失敗したことについて、高市宇宙政策相は13日、自身のSNS上で「果敢な挑戦を、誇りに思います」と述べた。
高市氏は、今回の打ち上げについて、「成功に至らなかったことを、残念に思います」とした上で、「我が国の民間企業による、難易度の高いロケット開発への果敢な挑戦を、誇りに思います」と語った。
今後については「今回の経験を糧に、原因究明をしっかりと進め、着実に対策を講じていくことによって、再挑戦していただき、民間ロケットの確実かつ安定的な打ち上げが実現されることを期待しております」と述べた。
また、林官房長官も「誠に残念」としつつも「民間のロケット含めた、ロケット打ち上げ能力の抜本的強化は宇宙政策の最重要課題だ、今回の失敗を分析して課題を解決して貰いたい」と引き続きロケット打ち上げ能力の向上を目指す考えを示した。