イスラエル軍は11日、ガザ地区への攻撃で、イスラム組織ハマスの軍事部門のナンバー2を殺害した可能性があるとして、確認中だと明らかにした。
死亡した可能性があるのは、ハマス軍事部門「カッサム旅団」ナンバー2のマルワン・イッサ氏。
複数の地元メディアは、イスラエル軍がガザ中部で9日から10日にかけて、ハマスの幹部が利用していた地下施設を空爆した際に5人を殺害し、その中にイッサ氏が含まれていた可能性があると報じていて、ハガリ報道官は現在、確認中だとしている。
イッサ氏は2023年10月のイスラエルへの襲撃を計画したとみられていて、死亡が確認されれば今回の戦闘でイスラエルが殺害した最高位の幹部となる。
ハマス側は今のところコメントしていない。
またハガリ報道官は、今後もガザ地区だけに限らず、ハマスの指導者や2023年10月のイスラエル襲撃に関与した全ての人物を追っていくと強調した。
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