港湾労働者でつくる、全港湾沖縄地方本部はアメリカ軍による港の利用に抗議するため石垣港でストライキを実施しています。
全港湾沖縄地方本部はアメリカ軍の港の利用が港湾労働者の安全を脅かすとして１１日、午後１時から石垣港でストライキに入ったと発表しました。
対象となる組合員は４０人でアメリカ海軍の船が出港するまでストを続けるとしていて解除については港を管理する石垣市と協議する事を検討しています。
山口順市委員長は去年９月の掃海艦に続きミサイル駆逐艦の寄港に強い危機感を示しました。
▽全港湾沖縄地方本部 山口順市執行委員長：
「イージス艦が入って来るということですのでいよいよ我々の職場が軍事利用されるということを懸念しています」
全港湾は当初那覇港でのストも通告していましたが県民生活に及ぼす影響が大きいことや那覇港管理組合との間で「労働者の安全確保に関する認識が共有できた為ストの実施を見送った」と説明しました。
