１１日、石垣港の沖合にアメリカ海軍の艦船が停泊しました。全港湾沖縄地方本部はこれに抗議する形で午後にも全面ストライキに入る構えです。
アメリカ海軍は補給や乗組員の休暇のため、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」を１１日から１４日まで石垣港に入港させると関係機関に通告していて、１１日午前９時頃、石垣港の沖合に停泊しているのが確認されました。
港での輸送に係る労働者団体の全港湾沖縄地方本部は、「港で働く労働者の安全を無視する行為で到底許されない」と反発していて、午後１時から石垣港と那覇港で全面ストライキを行う構えで、実行されれば物流への影響が懸念されます。
玉城知事：
「ストライキを起こす必要がないという状況にする、艦船の民港の使用を自粛すると、従来の沖縄県が求めていたそういう要求をしっかりと受け止めて、使用しないということにしていただきたいと思います」
玉城知事は、３月８日までに「緊急事態以外は民間港の使用は自粛するべき」と外務省に伝えていました。
