台風などの災害が起きた際、復旧活動を円滑に進めることができるよう第十一管区海上保安本部と沖縄電力が協力協定を結びました。
協定では、自然災害などが起きた際、海上保安庁の巡視船や航空機で、復旧作業に必要な沖縄電力の人員や機材を輸送します。
いっぽう、沖縄電力は第十一管区海上保安本部の救助活動に必要な施設や電力などを供給するとしています。
第十一管区海上保安本部はこれまでに2度、台風の影響で停電となった際に巡視船やヘリなどを使用し、離島に沖縄電力の人員や物資を運んだ実績があることから、協定の締結に至りました。
第十一管区海上保安本部島谷邦博本部長:
「電気が切れているというのは非常に不安なことです。電気が点く、灯りが点くいうのは被災者にとって心の大きな糧になると私は考えています」
両者は今後、定期的な訓練を通じて連携強化を図っていくとしています。