2025年春までに卒業予定の学生を対象にした就活イベントが岡山市で開かれました。学生優位の売り手市場が続く中、採用する企業も人材獲得に向けて熱心な勧誘を進めています。
(学生は…)「ちょっと違います…」
(企業は…)「よかったら、またのぞきに来て下さい」
岡山市北区で行われたイベントには県内18の大学が選んだ、岡山で採用のある優良企業160社が集まりました。
就職活動は3月1日から企業説明会が解禁となり、面接などの選考開始は6月1日と実質3か月の短期決戦で、学生はもちろん企業も優秀な人材獲得に向けて熱心な勧誘を進めています。
(平野桂子記者)
「学生優位の売り手市場が続いているからか?会場は学生と企業の採用担当者が同じくらいの人数」
主催者によりますと経済状況の好転などから各企業の採用意欲は高まっていて、初任給のアップやワークライフバランスを重視した働き方などで企業イメージを上げ、学生の確保に努めているということです。
(企業は…)
「人が全く集まらないのでなかなか打つ手がない」
「就職がゴールではなくその後活躍することが大事。入社前後の研修を充実していくことでアピールしたい」
(学生は…)
「休日が多い所を重視している。今日見た所は良かった」
この説明会、3月8日はオンラインで開催されます。