茨城県で、ピアノ用の特別なシューズの特許権を侵害したとして、山本景化容疑者が逮捕された。
茨城県で特許法違反の疑いでの逮捕は1989年以降で初めてで、警察は余罪についても捜査している。

特別なシューズの特許権を侵害

警察署に並べられた金色の靴。

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ピアノ用の特別なシューズだ。
ヒールを工夫してペダルを踏みやすくすることで、特許を取得した。

その特許権を侵害したとして逮捕された山本景化容疑者(61)。
茨城県で特許法違反の疑いで検挙されるのは、記録の残る1989年以降、初めてのこととなる。

被害者の女性は、山本容疑者の会社に2015年12月から約1年半の間、製造を委託していたが、その後、やめていた。

100足以上売っていた可能性

理由は、「求める品質の靴を作れなかった」からだという。

しかし山本容疑者は、契約が解除されたにもかかわらず、2021年から約1年間、フリマアプリなどで8足を販売。
本来約2万7000円の値段だが、半額近い1万3000円から1万5000円で売りさばいていたという。

山本容疑者は容疑を否認。
警察は100足以上売っていた可能性があるとして、余罪を含め捜査している。
(「イット!」 3月6日放送より)

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